消防用設備等の種類

 消防用設備等の種類(0-8)

最終更新日:2023年3月17日





消防用設備等の種類

消防用設備等の種類は次のように区分されています。



消防の用に供する設備


消防の用に供する設備を①消火設備、②警報設備、③避難設備と区分しています。


①消火設備


1. 消火器及び次に掲げる簡易消火用具

水バケツ

水槽

乾燥砂


2. 膨張ひる石又は膨張真珠岩

3. 屋内消火栓設備

4. スプリンクラー設備

5. 水噴霧消火設備

6. 泡消火設備

7. 不活性ガス消火設備

8. ハロゲン化物消火設備

9. 粉末消火設備

10. 屋外消火栓設備

11. 動力消防ポンプ設備

※動力消防ポンプ設備は消防設備士でなくても工事・整備が行える。


②警報設備


1.自動火災報知設備

2.ガス漏れ火災警報設備

3.漏電火災警報器

4.消防機関へ通報する火災報知設備 警報設備

5.非常警報器具(警鐘、携帯用拡声器、手動式サイレン)
 非常警報設備(非常ベル、自動式サイレン、放送設備)

※非常警報設備(非常ベル、放送設備)は消防設備士でなくても工事・整備が行える。



③避難設備


1.避難器具(すべりだい、避難はしご、救助袋、緩降機、避難橋、その他の避難器具等)

2.誘導灯及び誘導標識

※誘導灯は消防設備士でなくても工事・整備が行える。


消防用水

防火水槽、これに代わる貯水池その他の用水



消火活動上必要な施設


1.排煙設備

2.連結散水設備

3.連結送水管

4.非常コンセント設備

5.無線通信補助設備



必要とされる防火安全性能を有する消防の用に供する設備等




「例題1」

消防の用に供する設備の中で、消防設備士でなくても工事・整備が行えるものは?

(答え)

非常警報設備(非常ベル、放送設備)、誘導灯、排煙設備、連結散水設備


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